最近中々売られていないのです。
John Pearseの弦。
私は昨年まで専らアコギを弾いていました。
勿論今でもアコギは弾いていますが、
今年に入って演奏スタイルが変わった為、
どちらかといえばエレキやベースを弾く機会が多くなったのです。
それでも何かにつけアコギに手が伸びるのは、
やはりアコギの音に魅せられているからでしょう。
やはりアコギの音に魅せられているからでしょう。
まあ、そんなことはともかくとして、
今メインで弾いているアコギはGibson J-45です。
2007年製で現行のJ-45とは微妙に違います。
まず正式名称が違います。
現行品はJ-45 Standardで、私のはJ-45 Modern Classic。
そしてナット材が違います。
現行品はカーボンで、私のは牛骨です。
このナット材の違いは結構大きいのではないでしょうか。
見た目も全然違いますし、
何より音がかなり違うと思います。
「思います」としか書けないのは現行品を弾いたことがないから。
気にはなるのですが、
わざわざ弾き比べに楽器店へ出向いていないということは、
音に関しては今所有しているJ-45で私は満足しているのでしょう。
そもそも音が変化する要因は、
ギターが元々兼ね備えているスペックだけではありません。
どんな弦を張るかで音や弾き心地はがらっと変わります。
今まで色々な弦を試しましたが、
私のJ-45に最も合うと感じたのはJohn Pearseの80/20ブロンズ。
これは本当に素晴らしい。
音を映像に例えるのも変ですが、
この弦を初めてJ-45に張って弾いた時、
アナログ放送がデジタル放送に切り替わった時を彷彿とさせる程に、
音が鮮やかになったように感じました。
そう感じたのは、
各弦のバランスがとても良いからです。
このバランスが良いと云うところがポイントで、
私のJ-45にはJohn Pearseがぴったりでしたが、
友達のMartin D-16GTにはJohn PearseではなくDean Markleyがベストでした。
このように、
楽器によってぴったりとくる弦が違うわけです。
それで私の場合は、
John Pearseだったと。
ところが、
最近この弦を楽器屋さんの店頭でとんと見掛けません。
私の行きつけの楽器屋さんでは売られていたのですが、
その楽器屋さんは残念ながら閉店。
John Pearseが手に入らないので、
今はGibson Masterbuild Premiumを使っています。
こちらはフォスファーブロンズで、
さすがにGibsonの製品だけあってJ-45との相性も中々良いです。
いや、正直良いのです。
ですが、
John Pearseが恋しい!
やっぱり何か違うのですよ、この弦は。
今の世の中ネット通販で簡単に手に入ると思います。
実際ネットショップで売られているのを見掛けました。
ですが、
店頭で購入したい!
やっぱり何か違うのですよ、店頭購入は。
あの髭面のおっさんのパッケージを小脇に抱えて、
わくわくしながら帰宅するのが良いのですよ!
うーん、
売れてないのでしょうかね。
私はとてもいい弦だと思いますよ、John Pearse。
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